お菓子作りをしていると、
「生クリーム 250cc」と記載してあって
1パック200ccなのに、250cc〜??
2パックもいらないよ〜!余るし〜!
なんてことありませんか?
また、
脂肪分40%の生クリームが使いたいのに売り切れ・・・!
47%しか売ってないよ〜!
なんてことも・・・。
そんな時!なんと牛乳で生クリームを増やしたり、濃度を下げたりできるんです!
私もこの方法を知ってから、あえて高濃度の生クリームを買って、薄めて増やして使ったりしています〜。
この記事でわかること
・牛乳を使って、生クリームの濃度を変える方法
・牛乳を使って、生クリームの濃度を薄めて量を増やす方法
・牛乳を使って、生クリームを薄めたり量を増やすための計算方法
目次
牛乳を使い、生クリームを薄めて濃度を変える方法
例えば、47%の生クリーム200ccに対して、牛乳を50cc加えます。
こうすると、脂肪分が38〜39%(約40%)の生クリームが250cc作れちゃいます。
詳しい計算の方法は下の方に記載したよ!
牛乳を使い、生クリームの濃度を薄めて量を増やす方法
上記した方法や、他にも少し多めの65ccの牛乳を加えれば、36%濃度の生クリームが265cc作れます!
牛乳の濃度はそこまで気にしなくていい
ちなみに、加える牛乳の濃度はそこまで気にしなくて大丈夫です。
市販されている牛乳の濃度は3.5〜3.7%など様々です。
しかしその程度の誤差は問題ありませんので安心して使ってください。
生クリームを牛乳で薄めて増やすための計算式
これら上記の計算方法はこちらです。
例えば、牛乳の脂肪分を3.5%とします。
そうすると、この牛乳は脂肪分3.5%の生クリームと考えられますよね。
そこで、47%の生クリーム を1として、その1/5の量の牛乳を加えることで、脂肪分約40%の生クリームを作ることができるのです。
計算式
47%の生クリーム「1」に対し、3.5%の生クリーム(牛乳)を「X(量)」を加える。
すると、40%の生クリームが「1+X」出来る。
(0.47+0.035X )÷(1+X )=0.4
0.47+0.035X=0.4+0.4X
0.47-0.4=0.4X-0.035X
0.07=0.035X
0.07/0.035=X
0.2=X
そのため、脂肪分47%の生クリーム「1」に対して、加える脂肪分3.5%の牛乳は、「0.2」、つまり1/5となります。
しっかりとしたクリームを作りたい場合は生クリームを混ぜる
ただし、しっかり泡立たせたい場合などは牛乳を使うと泡立ちにくくなります。
その時は、脂肪分47%の生クリームと脂肪分35%の生クリームを同量混ぜることでしっかり泡立てることのできる生クリームが作ることができちゃいます!
計算式→ (47+35)÷2=41(%)
生クリームを牛乳で薄めて使う方法まとめ
・牛乳を脂肪分の低い生クリームとして見て、混ぜて伸ばす
・混ぜる牛乳の濃度はあまり気にしなくて良い
・濃度の薄い生クリームと合わせることもできる
もっと詳しく知りたい方は、「ピアソン・スクエア法」を検索して見てください。
乳脂肪分だけではなく、チョコレートやアルコールなどの調整にも使われています。
計算ツールなどを掲載してくれているサイトもありますよ!
お家でお菓子作りをされる際に、ぜひ使ってみてくださいね!